時々妻の妊娠中に夫だけ帰省して、
お盆やお正月を遊んで過ごしたいという子供な男性がいるようですね。
今回は妻が妊娠中や臨月の時に、義実家に行かなくても大丈夫?
という事についてもお話ししていきます。
臨月だから旦那だけ帰省は失礼?
全然失礼ではありません。
臨月であろうと何であろうと妊娠中は、女性の身体にそれだけでも大変なストレスがかかります。
特に臨月だといつ産まれてもおかしくない状態です。
長時間の車での移動や、列車での移動などはもってのほかです。
お腹が張って苦しくなる事もありますし、駅などでは急いでいる人に押されたりする事もあります。
そんな時に実家に来いというご主人側の親御さんは、無神経とも言えるでしょう。
ご主人側の親御さんにとっても産まれてくるのは、可愛い孫です。
あなたがゆっくりストレスを溜める事なく、過ごせる環境を作っておく事が何よりも大事なのです。
妻が妊娠中に自分だけ実家に帰って、同級生たちと遊ぶのは?
はっきり言って考えられませんね。
お腹の中にいる赤ちゃんは、誰の赤ちゃんですか?
あなたと奥さんとの間の赤ちゃんだと思います。
妊娠中の女性は、ホルモンの関係もあって気持ちがとても不安定です。
普通に歩いていても足がむくみやすく、とても疲れやすいので転びそうになる事もしょっちゅうです。
お盆やお正月のお休みに、一人で家にいるのは本当に不安なんですよ。
その頃は特に病院は休みが多かったり、ご近所の人たちも帰省していて助けが得られなかったりします。
何といっても頼りになるのは、いつもいるあなたの愛情と思いやりです。
もしも流産とか早産とかしたら、どうしますか?
あなたが遊び呆けている間にも、あなたの奥さんはお腹の中で赤ちゃんを育てているんです。
せめて赤ちゃんが産まれて落ち着くまでの数年くらいは、奥さんのそばにいてあげて欲しいと思います。
妊娠中の奥さんを一人で家において、数日実家に帰りたいような男性は父親失格とも言えるでしょう。
妊娠してすぐつわりで苦しみ、どんどん赤ちゃんが大きくなってくると重くなってきて、腰や足が痛くなってきます。
毎日毎日、もうママをやっている奥さんと一緒に、あなたも成長していって欲しいものです。
臨月の時に義実家は行きたくない!
本当にそうですよね。
特にお盆やお正月には、義理のご両親だけでなくおじさんやおばさんまで、たくさんの親戚も集まる事でしょう。
そして義実家に帰ると途端に夫も、子供に戻ってしまってあなたに気を遣ってくれないというケースも多くあります。
臨月の時ってとにかく立っていても、横になっていても何とも楽にならないんですよね。
すごくガスもたまるし、おしっこも頻繁に行きたくなります。
そんな時に車で移動しながら、義実家に行くなんて考えただけでも嫌になります。
義実家だから何も手伝わないと気が引けるし、それで手伝おうとすると「良いわよ。座ってなさい。」なんて言われます。
だからって座っててもソワソワして全く落ち着けません。
それに自分の家とは違うので、ちょっとしたフロアーの段差などで転ぶ可能性もあります。
親戚の中には小さい子供もいるかもしれませんね。
そうしたら子供は人が集まる場所は興奮するので、あちこち走り回ったりします。
そんなところで押されたり、つまずいたりすると、本当に危険です。
もしもの時を考えると自分の産婦人科に近い場所が良いですが、義実家が遠距離だとなおさら不安です。
移動中車に揺られるので、突然破水したお友達も知っています。
それから、お正月やお盆の親戚の集まりには、お酒が入るかと思われます。
もしご主人がお酒を飲んでいてあなたが破水してしまっても、運転して連れていけないなんて最悪の状態になる可能性も考えられます。
そのような事を考えると臨月中は移動を避けて、ストレスのかかる場所、義実家などへ行く事は避けた方が良いでしょう。
でもお祝いをもらったから、挨拶もしないといけない
多分妊娠が分かってから、義実家からお祝いなどをもらったりしているかもしれませんね。
そのお礼が気になるというのなら、赤ちゃんを産んでからでも全く遅くありません。
赤ちゃんの首が座って、移動にも安全な状態になるのを待ってから、義実家や親戚の方たちへのお礼に行くようにしましょう。
それでも遠方で外出が無理なようなら、赤ちゃんとの写真で作ったハガキを作って、それでお礼状を送っても良いのです。
日本国民は特にお礼を大事にする国民なので、自分は我慢してもお礼に行くという人もいるかもしれませんが、
この時期は赤ちゃんの健康を第一に考えてあげて欲しいのです。
産まれたばかりの赤ちゃんが人混みに出るのは、とても危険です。
あなただけでなく赤ちゃんにも大きなストレスがかかるので、産後は特にゆっくり赤ちゃんと一緒に過ごしてくださいね。
まとめ
今回は「臨月の時の義実家帰りはあり?」などについてお話ししてきました。
妊娠中に自分だけ実家に帰って遊びたいというお子ちゃまな男性は、父親の自覚を持ち成長して欲しいと願います。
そして臨月の時にお正月やお盆の集まりがあっても、もしもの事を考えて義実家には帰らない方が良いという事です。
健康な赤ちゃんを安全に産むためにも、移動を避けてもしもの時にサッと対応できるような状況を作っておきましょう。
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