私は和風の家具や食器などのインテリアが大好き。
陶磁器は私も洗っていた時にシンクに落として割った事があるし、木製品は暑さや乾燥でゆがんでしまう事もあります。
そして竹製品で一番のネックは、「カビ」避けては通れない悩みですね。
あなたの大事な竹ざるにカビが生えたら「ガビーン」でしょ?
今回は、この竹ざるのカビの取り方などをお話ししていきます。
竹ざるに黒カビが生えない方法
竹製品や木製品にも全く何も仕上げに塗っていない白い無塗装や、ミツロウを塗ったもの、漆塗りなど色々な仕上げのものがあります。
おひつや、まげわっぱのお弁当箱、まな板やせいろや竹ざるなど私たちがよく使うキッチン用品は、この無塗装が多いようです。
竹や木のそのもののぬくもりや柔らかさ、雰囲気が味わえて日本独特のおもてなしができるので私も大好きなのですが、ただ一つ特に竹製品で難点なのは「カビ」です。
・使う前にする事
この竹ざるによく使用される無塗装の竹製品は、乾いたままで使うと食品の汚れなどを吸収しやすいので、使う前に濡らしたり薄く油を塗っておくと使った後に汚れが簡単に落ちます。
・臭いが気になる時は
竹ざるなどを最初に使う時に、仕上げ方によっては臭いが気になる事があると思います。
そんな時は、お米のとぎ汁に約3時間浸けておいてからぬるま湯で洗い流してください。
その後よく乾くまで、日陰干しします。
・使用中の注意
熱湯で100度以上の煮えたぎったお湯は、竹ざるには直接かけたり浸けておいたりしないようにしましょう。
竹ざるが変形したり、割れやすくなったりします。
そして水分のついた鉄製品などを乗せておかないようにしましょう。
竹に含まれるタンニンが、鉄と反応してカビのように黒ずむ事があります。
・使った後は?
竹ざるなどの竹製品は、中性洗剤を使って洗っても問題ありませんが、長時間タライなどの水に浸けておくのはやめましょう。
竹が変形したり割れたりする原因になります。
そして食器洗浄機や食器乾燥機は使わないように気をつけてください。
これらの機械は大変高温になるので、竹ざるには向きません。
タワシやクレンザーなど削れるもので洗うと、竹に傷が入ってしまうので柔らかなスポンジで洗うようにしましょう。
・よく乾かす
中性洗剤でスポンジを使って優しく洗ったら、よく乾かす事がキーです。
水分が竹ざるに残っていると黒カビが生えてしまいます。
きちんと乾燥させる事が大事なのですが、直射日光で乾かすと竹ざるが反って歪んでしまうので要注意です。
私がこの失敗をしました。太陽の紫外線でカビの殺菌をしようと思い、直射日光の下に干しておいたら見事に変形してしまいました。
フックなどを使いながら、竹ざる全体が風通しの良い状態で干せるようにしましょう。
・収納の仕方は?
キッチンの戸棚などに収納されると思いますが、湿気がこもらないようにビニール袋に入れたりしないようにしましょう。
戸棚も下の方に湿気がたまるので、うちでは一番上の棚に入れています。
エアコンやストーブなどの火が直接当たる場所に保管すると、変形や色落ちの原因になるので気をつけてください。
竹ざるに生えたカビの取り方
・表面のカビを洗い流す
カビがまだ初期で表面だけのようだったら、中性洗剤を使って洗えばキレイに落とせます。
・紙ヤスリ
中性洗剤とスポンジを使っても取れなかったカビの場合は、紙ヤスリで削ってみるというやり方もあります。
少しずつ削って様子を見ますが、カビが中まで浸透しているようでしたら、あきらめて処分した方が良いでしょう。
特にアレルギーのある人やお年寄り、お子さんがいる家庭では使用を避ける事をおすすめします。
竹ざるが思いっきり反ってしまった場合も同様で、なかなか元に戻す事は難しいので新しい竹ざるを購入しましょう。
竹ざるの応用編
ざるそば、ざるうどんの時やフルーツを入れておくもの、お野菜を洗う時などにも竹ざるは重宝しますね。
・ポプリ入れ
うちでは竹ざるのシェイプにもよりますが、クリスマスやホームパーティの時に小さいキャンドルとポプリなどを乗せて玄関に飾ったりしています。
もちろんこのキャンドルは飾りで火はつけませんよ。竹が燃えちゃいますから。
・パンやお寿司入れ
特にパーティなどでオシャレな演出をしたい時は、ディナーロールのパンを入れたり
大きい笹を敷いて押し寿司などを入れて、テーブルの真ん中にお出しします。
みなさんにとても喜ばれますよ。
・マガジンラック
大きめの竹ざるは、新聞や雑誌を入れてリビングルームに置いておくととてもオシャレです。
・ドライフラワーも
短かいドライフラワーでも背の高いドライフラワーでもどちらでも良いので、傾けたりしながらオシャレに竹ざるに入れてキャビネットの上などに飾るのも良い感じがでます。
・写真入れ
薄くて高級な竹ざるをいただいた事があって使うのがもったいなかったので、写真をピンで竹ざるに留めて壁掛けにしました。
自分なりに気に入ってます!
まとめ
今回は竹ざるに生えた黒カビの取り方などについてお話ししてきました。
まずは黒カビが生えないように、よく乾燥させて風通しの良い場所に保管する事が大事です。
ですがもし、カビが生えてしまったら、初期のうちは中性洗剤を使ってスポンジで洗えば良かったですね。
それでも落ちなかったら紙ヤスリで削ってみるやり方もありましたが、中まで浸透しているようだったら新品を買う事がおすすめでした。
黒カビはやっぱり怖いので、できれば生えないように最初から注意して使いましょうね。
コメント
[…] […]
[…] […]
[…] […]