仕事をリタイアしたら、のんびりとゆとりある生活を送りたいというのが誰もが願うことだと思います。
でも超高齢化社会を迎えている今、年金の受給額も年々下がる傾向にあり、自分が老後を迎えるころにはどうなっているか先行きが不安な部分もありますよね・・・
そんな不安を解消する手立てとしては、個人で老後の資金を貯蓄していくほかありません!
では、実際リタイア後の生活を送っていくためにはどれぐらいの額を確保しておく必要があるのでしょうか?
豊かな老後を送るために必要な生活費について詳しく調べてみました☆
豊かな老後を送るために必要な生活費とは
仕事をリタイア後、日々の生活を送る上で最低でも夫婦2人の場合は約22万円、単身の場合は約15万円が必要となるということです。
しかしこれはあくまで最低水準で、実際に豊かな老後を送るためにはどれぐらい必要かというアンケート結果によると、夫婦で30~35万円という回答が多かったということです。
定年後20年暮らすと仮定するならば、豊かな老後を送るためには約7200~8400万円が必要ということになります。
このうち、年金で月20万円賄われるとしても20年で4800万円となるので、残りの2000~3000万円は自力で準備しておく必要があるということになります。
どれぐらいで豊かな生活とするのかは、個人の環境や感覚によるものなので何とも言えませんし、医療費や介護費などどれぐらいかかるようになるのも予測がつかないので、
いくらあっても安心はできないというのが正直なところですが、できれば若いうちから老後に備えておく意識が必要であると言えます。
豊かな老後を送るために今できる事とは
若いうちから老後に備えをとはいったものの、実際その時になってみないと分からないことも多いですし、実感が沸かないというのが正直なところだと思います。
おおむね、自身の親が老後を迎えて生活を送っている姿をみて「自分も備えなければ!」と考え始める方が多いようです。
世代としては40~50代くらいでしょうか。
それぐらいの世代の人が、老後の備えとしてできることといえば、やはり年金以外に老後の生活費に充てられるお金を準備しておくことが必要になります。
老後のための資産運用として主なものとしては、
・銀行での普通預金・定期預金
・勤め先の会社で行われている財形年金貯蓄の利用
・保険会社などの個人年金への加入
・個人向け国債や地方債などの公的債券の購入
・株式投資
など色々ありますが、この中で特におすすめなのは財形年金貯蓄と個人年金です。
財形年金貯蓄は、勤務先と金融機関が提携して行うもので、給料から天引きという形で、
年金として貯蓄でき、定期預金より利率が高いので特に若いうちから入っておくのがおすすめです。
個人年金は貯蓄性の高い保険のひとつで、確実に老後の生活費の準備ができる点で、40~50代の人に人気となっています。
保険の払い方(一括型や年払い・月払いなど)や年金の受け取り方(定額か終身か・5年確定型か10年確定型かなど)にも様々な選択肢があるので、
自分に合ったものを見つけることができます。
まとめ
豊かな老後を送るための生活費について詳しく調べてきました!
年金の支え手が年々減っている今、将来自分が老後を迎えた時に公的年金制度がどうなっているか分からないので
やはりある程度は個人で老後の資金を準備しておく必要があることは言わずもがなだと思います。
備えあれば憂いなしです!
まずは老後のための資産運用についての知識を深め、自分に合った方法で、将来へ備えていくことがなによりも大切です!
コメント