日本経済の悪化や、コロナによる影響によって失業し生活困窮を余儀なくされた人々がいいます。
生活保護を受けたくても、様々な理由で申請できずにいる方もいることでしょう。
今までに申請の経験がない方であれば、おそらく一番ネックになるのは「扶養紹介」ではないでしょうか?
扶養紹介とは、生活保護申請後に身内に当人が生活保護を受給することをお知らせするものです。
そのため、親族にばれると多くの方が悩まれています。
「身内が生活保護を受けると言うのは恥」という拒否する気持ちがあることもお察しできます。
しかし、場合によっては生活保護の受給を知られずに済むかもしれません。
その内容についても、ご紹介しますので最後までお読みいただけると幸いです。
生活保護を受けるまでの間に親にばれる
それでは、具体的にお話ししていきます。
「扶養紹介」と「扶養調査」によって身内にばれる
生活保護を申請すると、3等身内の親族に対し「扶養紹介」という形でばれます。
その際には、当人の市までの住所も知られます。
そして、生活保護法の関係で、扶養紹介後に等身に対して「扶養調査」が行われます。
調査対象となるのは、親・兄弟・子供といった、世帯員となる人です。
その人たちに対し、居住および金銭、精神的な支援ができるかどうか判断されます。
しかし、現在では扶養が開始された例はほぼありません。
生活保護の申請がばれない例
しかし、その全員に調査が行われるとは限りません。
その例とは、扶養ができない条件を満たしている場合です。
その例は、
- 年金生活をしている
- 20年以上音信不通(東京都は10年以内)
- 生活保護受給中の場合です。
そのような、状況下では扶養できる可能性が低いため、「扶養調査」の対象から外れます。
また、ばれずに生活保護を受ける方法として、扶養者との人間関係が悪化していると役所に申し立てをすることです。
その役所にもよりますが扶養調査を保留してもらえることがあるそうです。
生活保護では、等身に対してメリットがない
生活保護というものは、当人以外に対しメリットがありません。
万が一、扶養が始まれば金銭の仕送りを行うことになります。
その金額から差し引いた分の生活保護費が、国から支払われることになるため等身にとってメリットがありません。
むしろ、身内に生活保護受給者がいると言う恥が生じるデメリットがあると言えるでしょう。
生活保護に関しての注意点を教えてもらった
また、身内に生活保護を受けることがばれる以外にもデメリットがあります。
その内容を受給者の証言からまとめてみました。
その内容とは、
- 引っ越しを強制されるケースがある
- ローン・クレジットの作成ができない
- 定期的に担当者が家庭訪問をしにくる(仕事および金銭の確認)
です。
また、引っ越しによって相部屋になったり、過酷な状況に置かれる場合もあるらしく生活保護を受給しない選択をするひとも少なからずいます。
最低限の生活の安定をとるためには、多少なりとも我慢は必要だという事です。
生活保護は親にばれるのか?注意点についてのまとめ
生活保護を受けるほどにまで、精神的にも追い込まれ苦しんでいる人は20代から60代以上と幅広くいらっしゃいます。
特に高齢での生活保護受給が多く、事態は深刻なものと言えます。
それでは、まとめに入ります。
- 生活保護の申請は、3等身にばれる
- 生活保護者へ身内からの扶養はほぼない
- 生活保護を受ける上でデメリットもあるので注意が必要
社会情勢も加担して、コロナ失業などが起きています。
そのため、生活保護に頼らざる得ない人々もおり、以後社会問題として解決策が早急に求められます。
また、生活保護受給者の方にとっては、恥を捨てないと生きていけない状況下で暮らす日々に不安感が募っていると見えます。
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