世の中の親御さんに聞いてみると、約8割の親が子供の夏休みの宿題を
手伝っているという事。私もその1人!
毎年特に自由研究のテーマなどは、
子供と一緒に選ぶのがとても楽しみでもありました。
今回は子供が最も苦手とする読書感想文の書き方や、
自由研究のテーマ選びなどについてお話ししていきます。
夏休みの宿題は親が手伝う?一緒にしてあげる事とは
私が小さい頃は、両親は共働きでとにかく忙しかったので、
夏休みの宿題は全て1人でやっていました。
小さい頃から本を読むのが大好きだったので、読書感想文や作文を書くのが得意で、
小学校で初めてもらった賞状が「読書感想文優秀賞」。
地元の新聞にも載ったので、嬉しくて今でも覚えています。
私が親になってからは、子供が初めて読書感想文を書く時に
どうやって書けば良いのか悩んでいたので、ちょっとしたアドレスを与えたら
それからスイスイ書けるようになりました。
親が子供の宿題の全てに頭を突っ込むのは良くありませんが、
ある程度リードしてあげるのは良いアイデアです。
・一緒に宿題の計画を立てる
私は夏休みの宿題を早く済ませてしまいたい性格だったので、
7月いっぱいで全部済ませていました。
ですが本来は、子供が毎日何かしらの宿題を少しずつこなす事が大事です。
あなたも一緒に1日の何時頃に何時間くらい宿題をするのか、
計画を立てていきましょう。
いつまでにこの宿題を終わらせるのか、いつこの自由研究をするのかなどを決めておいて、
紙に書き出し、冷蔵庫などに貼っておくのも良いですね。
・集中できる環境を作ってあげる
私はある程度の雑音がある場所で宿題をするのが好きで、
いつもリビングルームでテレビの音を聞きながらやっていました。
子供によってはシーンとした場所が良いかもしれないし、
お母さんがお料理しているそばが良いかもしれません。
子供にとって、一番心地良く宿題ができる環境を作ってあげましょう。
・計画から逸れていたら、促してあげる
子供と立てた宿題の計画に子供が逸れているようだったら、
「今日は自由研究の日だったよね?」などと思い出させてあげましょう。
ある程度の計画変更は構いませんが、出来るだけ親が子供の立てた計画に沿って
宿題ができるように、見守ってあげましょう。
・いつも子供が質問できるような姿勢を
子供がその気になって宿題をしている時は、あなたもそばにいて
子供がいつでも質問できるようにしてあげたいものです。
わからない事があって、そこでつまずいたままになっていると、
子供はそれ以上宿題をする気が起こりません。
宿題をどんどん進ませるためにも、子供が何か聞いてきた時には
一緒に考えてあげる姿勢を持ちましょう。
読書感想文の書き方をアドバイスしてあげる
現在の子供たちが一番苦手なのは、読書感想文を書くことだと言われています。
心に残る本を見つけることは、子供にとっても大人にとっても宝物です。
しかし、夢中で本を読み終えてから「さあ感想文を書いてみて!
と言われても
どこからどう書けば良いのかちんぷんかんぷんです。
・読みながら紙に書いていく
それでは小学校の時に、私がいつもやっていた方法をご紹介していきます。
読書感想文を書きたい本を読む時は、紙を用意しておきます。
そして本の中の物語を読みながら、一段落終わるごとにある程度のあらすじを書き出して、
その事に自分がどう思ったのかを書いておくのです。
本を読んでいる間は、「わ~すごい!こんな事があったのか!」なんて思っていても、
読み終わってしばらくすると、ストーリーの全体がぼやけてしまって
感想が出てこない事があります。
・最後に一番感動した自分の気持ちを書く
そのようにある程度のあらすじを書きながら、自分の感想を文章にしていきます。
そして最後には本全体を読んで、どんな風に心を動かされたのか、
自分の生活にどんな風に影響を与えたのか、その本のおかげで
自分はどんな風に変わりたいのか、などを付け足していきます。
この方法を使うと結構良い読書感想文が書けるはずです。
自由研究を親が手伝う時に
自由研究をする時って、まず何をテーマにするのかを決めるのが一番難しいと言えます。
・1日でやれるのか、数日かけるのか?
・屋外でやれるのか、室内で見つけるのか?
・実験なのか、観察なのか、調査なのか、工作なのかなど
だいたいこのような事を絞りこむと、自然と何をやりたいのか見つかるはずです。
屋外だったらキャンプに行ったり、海水浴に行ったり、
旅行に行ったりした時に、自由研究の材料を集める事ができるかもしれませんね。
そして自由研究のテーマが決まって、どこかに移動しなければいけない場合は、
親が一緒に行って情報収集するのが良いですね。
私もある年の子供の自由研究に、「デパートで働く人達の気苦労」というテーマで
一緒にデパートに行き、たくさんの従業員の方にインタビューした事がありました。
良い思い出です!
まとめ
今回は、子供の夏休みの宿題に親が手伝うのか、などについてお話ししてきました。
私も子供の宿題を手伝ってきたので親が手伝うのには賛成ですが、
最初から答えをすぐに教えるのではなく、子供自身に考えさせるようにするのが鍵です。
子供が宿題をしやすい環境を作り、子供が質問してきた時には
いつでも一緒に考えてあげられる姿勢でいましょうね。
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