新盆(にいぼん)とは、人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことで「初盆」とも言います。
新盆には、近親者や親しい人が集まって法要を行います。
通常の法要の場合と同じように、僧侶にお経をあげてもらって
供養する形になります。
近親者だけで行うのが一般的ですが、
特に親しくしていた場合は
新盆の法要に招かれる場合もあるでしょう。
そのときに供養の気持ちを表すために
相手にお送りするのが新盆見舞いです。
お線香や故人が好きだった物などを
お供え物として送る場合もありますが、
御仏前としてお金を包むことが多いようです。
では新盆見舞いって
どんなタイミングで渡すものなのでしょうか?
また、相場としてはどのくらいなのか・・・?
詳しく調べてみました。
新盆見舞いってどんな時に渡すの!?
新盆見舞いは、基本的に新盆の法要に招かれたときに持参し、
施主に渡すか、お仏壇にお供えします。
法要ではなく個人的に訪問して、お線香をあげに行く場合は、
そのときに持参しましょう。
その場合は、8月13~15日くらいに伺うようにし、
お線香をあげる際にお仏壇に供えるようにします。
遠方で伺うことができないけど、どうしても供養の気持ちを表したいのであれば、
お盆の前日までに新盆見舞いが届くように配送を手配しましょう。
ただし、地域によってお盆を行う
時期が異なりますので注意が必要です!
新盆見舞いの相場とは
新盆見舞いの気になる相場ですが、
近親者以外では3000~1万円が相場のようです。
ちなみに近親者となると
1万~2万円が相場となります。
故人との関係性にもよりますが、法要に招かれた場合は5000~1万円ほど、
それ以外の場合は3000~5000円くらいと考えておけばよいかと思います。
お祝い事とは違い、金額を多く包めばいいというものではなく、
多すぎると相手を恐縮させてしまうことになりますので注意しましょう。
品物を送る場合は3000~5000円くらいの相場で
故人の好きだった物やお菓子、果物などを送ることが多いようです。
果物を送る場合は丸いものがよいとされており、
時期的にもメロンや桃などを
選ばれる方が多いということです(^^)
ちなみにお線香や、ろうそくなどを贈り物として考える方も多くいますが、
施主側で用意されている場合が多いため
避けたほうがよいとの考えが多いようです。
まとめ
新盆見舞いを送る時期や相場についてご紹介してきました☆
まとめると、
・新盆の法要に招かれているならそのときに、それ以外で訪問する場合は8月13~15日ごろ、配送する場合はお盆の前日には届くように手配するが、お盆の日程は地域によって違うので要確認!
・相場は法要に招かれているのなら5000~1万円、それ以外なら3000~5000円くらいを目安にし、故人との関係性により判断する。あまり多すぎると相手を恐縮させてしまうので注意する。ということです!
弔事の場合の贈り物の相場は難しいですが、
大切なのは気持ちです。
あまり気にしすぎず、相場の範囲で送るようにすれば
失礼はないと思います!
コメント