貧乏ランプという言葉をご存知でしょうか?
貧乏ランプは「当たり前のように使う」という人から、「全く使ったこともない」、「聞いたこともない」という人もいらっしゃり、様々だと思います。
この貧乏ランプは、給油ランプのことを指すのですが、この言葉は方言なのでしょうか?
結論から言えば、方言に当たります。
ただ、具体的に「どこの出身の方が使う」という事はなく、全国的に使われることが多いです。
ここでは、そんな貧乏ランプについて解説をしていきます!
実は方言なの?「貧乏ランプ」どこの出身者が言う?
貧乏ランプとは給油ランプのことを指します。
車を乗っているとわかるのですが、ガソリンがなくなってくると、メーターはだんだんと給油マークに近づいていきます。
そしてガソリンがほぼ無くなってくると、このガソリンマークが点灯をします。
本来はこちらのマークは給油ランプと言うのですが、人によっては貧乏ランプと呼ぶことがあります。
この語源はその名の通り、給油ができないほど貧乏だからということだと言われています。
ただ実際は、貧乏だから給油をしないのではなく、ガソリンを入れるタイミングがなかったや、燃費を知るためなど、様々な理由で給油ランプが光るまで走らせる事があります。
そんな給油ランプのことを貧乏ランプと呼ぶのは、方言ではあるのですが、「特定の地方でよく言われている」という事はありません。
強いて言えば、愛知県だと貧乏ランプと呼ぶ人が多いようです。
これはさすが自動車工業の県、愛知県だということでしょうか…?
しかし、それでも愛知県に限らず全国的に言うこともあり、自然と方言が広がっていったのでしょう。
話す人によっては全く通じない、この貧乏ランプ。
使う機会もかなり少ないですが、もし使う機会があったら、ぜひどこの出身か聞いてみても面白いですね。
貧乏ランプが付いてから何キロ走るのか?
では、そんな貧乏ランプですが、点灯をしたらガス欠になってしまわないか心配ですよね。
貧乏ランプは、付いてから何キロ走るのでしょうか?
車種ごとに違いがありますが、ただ、50km以上は走るのが一般的だと言われています。
貧乏ランプが点灯したからといって、すぐに車が走らなくなるわけではありません。
貧乏ランプが点灯するタイミングは、メーカーごとに様々ですが、大体ガソリン残量が15%を切ったくらいで点灯する事が多いです。
15%というと、それなりにあるので車としては全然走ることができます。
道や運転の仕方によっても異なるのですが、例えばHONDAのN-BOXの場合は、貧乏ランプが点灯しても、78kmほどは走ることができます。
貧乏ランプが点灯するタイミングは、メーカーや車種によって様々ですので、もし知りたい場合には、ディーラーやメーカーに問い合わせをするようにしてみましょう。
このように貧乏ランプが点灯しても、それなりに走るので、街中で貧乏ランプが点滅してもそこまで心配は入りません。
ただ、注意をして欲しいのが高速道路です。
高速道路ではPAで給油をすることは可能ではありますが、区間によっては暫く給油ができないこともあります。
区間によっては100km以上給油できない事もあり得ますので、その場合は高速道路走行中にガス欠を起こすこともあり得ます。
高速道路でのガス欠を起こすのは、事故を起こす危険性もありますので、しっかり給油はしておくようにしましょう。
なので貧乏ランプが点灯してからも、しばらくは大丈夫ですが、点灯する前にガソリンを入れておくようにはしておいて下さいね。
まとめ
貧乏ランプは給油ランプのことを指します。
貧乏ランプは方言に当たりますが、具体的に「どこの出身者が使う」と言うことはありません。
全国的に使う人は使いますが、強いて言えば愛知県の方が使う傾向が強いです。
貧乏ランプが点灯したとしても、車は実は結構走ります。
ただ、高速道路の場合では、途中でガス欠を起こす危険性もありますので、やはり基本は貧乏ランプが点灯する前に給油はしましょう。
しっかりと給油をして、安全運転を心がけてくださいね。
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