アイドリングストップを知っていますか?
車を持っている方なら一度は聞いた事があるかと思います。
アイドリングストップは、環境へ配慮する為に開発された機能で、日本の政府もその開発に協力したと言われています。
では、アイドリングストップは本当に燃費に良いのでしょうか?
結論としては、アイドリングストップは燃費に良いです。
これから車の購入を考えている方は、この記事を読んでアイドリングストップが燃費にどう良いのか判断していただけると幸いです。
また、燃費以外にもメリット・デメリットを紹介しています。
最後までお読み頂き、良い車をお選びください。
アイドリングストップ有無での違い
アイドリングストップの効果
アイドリングストップとは、走行中に信号等で停止した際に、エンジンが自動で止まる機能の事を言います。
また、ブレーキから足を話すと自動でエンジンが掛かります。
アイドリングストップは、エンジンが止まる事で無駄な燃費を抑えます。
1回の効果は小さいですが、長期的に見ると効果が高く燃費が良くなります。
アイドリングストップは燃費に良いのか?
では、アイドリングストップはどれくらい燃費に良いのでしょうか?
アイドリングストップは6秒以上の停止で、その効果があると認められています。
また、10秒間以上であれば更に効果が高いのです。
信号の待ち時間は約2~4分程度です。
ですので、信号待ちでは十分に効果があります。
実際の効果としては、アイドリングストップ未搭載車に対し、アイドリングストップ搭載車は、カタログ上では燃費が5%向上し、市街地では10%向上します。
さらに、アイドリングストップの効果は車体が大きくなるほど効果が高くなる傾向にありますよ。
アイドリングストップのメリットとデメリット!
アイドリングストップ搭載車は、燃費以外にもメリット・デメリットがあります。
その内容を説明します。
アイドリングストップのメリット
1、ガソリン代を節約できる
エンジンが動いている間はガソリンを燃焼し続けます。
こまめにアイドリングストップをすれば、エンジンの駆動時間も減少します。
その分ガソリンが長持ちし、ガソリン代の節約になります。
2、環境にやさしい
車から排出される排気ガスは地球温暖化の原因にもなると言われています。
私は学校の社会の授業で、そのような説明を聞いた事があります。
アイドリング中も排気ガスは排出されています。
その排出を抑えることは、環境にとって非常にやさしく有効です。
環境問題は日本や地球全体に関わるので大切ですよね。
3、エンジン音がうるさくない
アイドリング中の車の音はうるさいものです。
車内の人は気づきにくい事かもしれませんが、車外にいる人はうるさいと思っているかもしれませんよ。
私の経験上、夜中にアパートやマンションの前でアイドリングしている車があると音が気になって眠れないです。
人によって感じ方の差はあるでしょうが、うるさいよりは静かな方が良いですよね。
アイドリングストップのデメリット
1、バッテリーに負担がかかる
アイドリングストップをするたびにエンジンが止まるので、エンジンを毎回かけなおす必要があります。
そのため、エンジンには負胆が掛かります。
エンジンの起動時は大きい負担が掛かるものです。
なので、アイドリングストップを多用するとバッテリーの寿命が短くなるデメリットがあります。
2、部品の劣化が早い
上記にもあるように、エンジンを毎回かけなおす事はバッテリーに限らず車体に負担を掛けます。
特に負担が掛かるのが、エンジン内にある部品です。
エンジンに負担が掛かると、エアコンやパワーステアリング、トランスミッション等の機能へ問題が起きる可能性高いです。
また、車のベルトなどのゴム製品は起動時の振動が伝わり易く、劣化が激しくなる傾向にあります。
3、エンジンを止めると、クーラーも止まる
最後に、エンジンが止まるとクーラーも止まってしまいます。
これは大きな問題ですよね。
夏場の車内などはサウナの様に蒸し暑くなります。
そのような車内でクーラーが止まると、快適な車内環境を維持する事が難しいです。
ですが、アイドリングストップ機能を一時的に止める方法があります。
その方法は、アイドリングストップのボタンを押す事です。
ただ、毎回押して止めなければいけません。
その手間がある事は仕方がないです。
アイドリングストップで燃費が良くなるのは本当!?まとめ
記事の通りアイドリングストップは、燃費に良い事が分かります。
また、それ以外にもメリット・デメリットがある事も説明しましたので、まとめます。
- アイドリングストップは燃費に良い
- アイドリングストップは燃費以外に環境や経済的にも優しい
- バテッリーやエンジン等の部品の寿命が短くなる傾向がある
- クーラーが止まってしまう
となります。
アイドリングストップに頼って燃費を良くする事もよいですが、運転の仕方1つで燃費は良くなります。
その仕方は、プロのドライバーから教えて頂いたものです。
少し紹介します。
意識する事は、急発進せずにやさしく走り出す、加速・減速の少ない運転をする、エンジンブレーキを最大限活用しブレーキの使用回数と時間を減らす事です。
どれも自動車学校でも習う事ですが、小さな事を積み重ねる事が車体にも、環境にも、経済にも優しい事ですし、安全運転にも繋がります。
これを機会に、あなたの運転も見直して頂き、良い車選びができます事を願っております。
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