雷って怖いですよね。
特に、夏の時期は急な天候の変化によって雷雨になることがありますよね。
そんな雷ですが、家に落ちる可能性はあるのでしょうか?
結論から言えば、雷が家に落ちる可能性はもちろんあります。
ここでは、そんな急な雷雨で雷が家に落ちた場合、自分で出来る予防対策について解説をしていきます。
雷が家に落ちる可能性はどれくらいあるの?
突然の雷雨って怖いですよね。
雷が近くに落ちると音と光で怖い思いをしたことがある人も多いでしょう。
そんな雷ですが家に落ちることってあるのでしょうか?
あまり報道はされませんが、日本では毎年雷による事故は発生しています。
その数は、およそ1年に100件ほどが落雷による火災であったり、家電製品の故障が発生をしています。
雷の発生が特に多いのは、関東地方です。
その数は1年でも差がありますが、大体10万件以上の雷の発生しています。
なので、雷が家に落ちる可能性としては1%以下ではありますが、それでもやはり用心をする事に越したことはありません。
近年は異常気象も増えてきており、予期せぬ災害に巻き込まれることも多くなっています。
ゲリラ豪雨も昔よりは増えてきているので、是非しっかりと対策をするようにしましょう。
落ちる確率を低くする自分で出来る予防対策3つ
雷ですが、もともと家に落ちる確率は非常に低いです。
しかし、落ちてしまう時には落ちてしまいます。
なので雷が落ちる確率を低くする場合には、避雷針をつけるしかありません。
避雷針とは棒状の導体であり、落雷時には雷を呼び込みます。
そしてそのまま地面に雷を流すことで、家や建物を保護するという仕組みになっています。
また、地面より電位差を発生させることもできるので、雷自体を避けることもできます。
避雷針は20m以上の建築物には取り付けが義務化されています。
なので一般的な家庭の場合には、避雷針はついていません。
ただ通常より高い家や丘の上にある家の場合は、避雷針をつけた方が雷が落ちる確率を低くすることができます。
それ以外では、落ちる確率を低くするというよりは、落ちた時の対策をする方が懸命です。
では続いて、雷が落ちた時の安全を確保する予防対策を紹介していきます。
壁から離れる
家の中にいたとしても雷から感電をすることがあります。
これは即雷撃と呼ばれる感電です。
これは近くの木や建物、電線などに雷が落ちた場合、電流が伝って近くにいる人に飛び火をすることです。
人に雷が当たるというのは、ほとんどがこの即雷撃となります。
即雷撃を防ぐためには壁などから1m以上離れるようにしましょう。
部屋の中心にいれば即雷撃を受ける心配はありませんので、むやみに壁に近づかないようにしましょう。
コンセントを抜く
近くの電柱や電線に雷が直撃をした場合、電線を伝って家電製品がショートをすることがあります。
筆者も昔、雷の日に近くで落雷がして、ブルーレイレコーダーのコンセントから火花が出たことがあります。
その時は幸い何もありませんでしたが、怖い思いをしました。
このように家電製品のコンセントから火花が出たり、家電製品自体が壊れてしまう恐れがあるので、雷の時は家電製品のコンセントを抜くようにしましょう。
アースをつける
家電製品にアースをつけておくのも有効です。
アースは家電に流れる落雷の電流を地面に流してくれるものとなっています。
元からアースがコンセントについている場合にはしっかりとつけるようにしましょう。
もしコンセントにアース端子がない場合には、電気工事などでつけてもらうことも可能です。
まとめ
夏になると大気が不安定となり急な落雷が多くなります。
雷が家に落ちることは実際にありえて、毎年100件前後の事故が発生しています。
可能性としては1%以下ではありますが、それでもしっかりと対策をしなくてはなりません。
落雷自体を避けるには避雷針をつけるしかありませんが、落雷をした上で身を守る対策としては簡単にできます。
ぜひ雷対策をしっかり行って、落雷の日でも安心安全に過ごしてくださいね。
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