昔からのことわざで
「備えあって憂いなし」というのはご存知でしょうか？
普段きちんと準備をしていれば、
もしもの事があった時にも困らないという意味です。
「非常食」もその一つ。
もしもの時のために、
ご家族分の食事は常備しておきたいですね。
今回は、色々なスーパーで手に入る非常食を
ご紹介していきます。
スーパーで買える非常食
もし地震などの被害にあって、
ライフラインが途切れたとします。
水道やガス、電気が止まってしまい、
途端に生活ができなくなってしまいます。
ですがそんな時に慌てず、最低限の食事ができるように
常備しておくのが「非常食」です。
家族みんなで食べる3日間分は、常備しておきましょう。
・水
水は2リットル入りの水と、普通サイズ350ml入りか
500ml入りの水、両方を常備しておくと良いですね。
地震などで怪我をしたり、お年寄りには2リットルの水を
持ち歩くのが大変だったりするので、小さいサイズも用意しておきます。
水は最も大切なもの。人間は食べなくても結構生きられますが、
水がないと途端に弱っていきます。
水を飲んだペットボトルは、今後トラックなどで
水の配給がきた時などに使えるので、捨てずにとっておきましょう。
・チョコレートや飴
随分前に、ある女性が山で遭難した時に、
1本のペットボトルの水を少しずつ飲み、
板チョコ1枚を少しずつ食べながら生き延び、
1週間後に救助されたというケースがあります。
普段はヘルシー志向で健康的な物を食べている方でも
非常食にはカロリーの高い甘いものが必要になってきます。
なぜなら甘い物を食べると人間には活力が湧き、
エネルギーを保存できるからです。
チョコレートはその代表的な物だと言えます。
飴なども糖分補給には持ってこいですし、
お腹が減って口さみしい時に、ふくんでおくと良いですね。
・乾パンやビスケット
非常食で有名なのに、乾パンがあります。
もし手に入らなかったら、ビスケットやクラッカー、
クッキーやサブレなども買っておきましょう。
・パックご飯
これは、開けただけですぐ食べられるご飯です。
冷たくても美味しくて、とても助かります。
火が使えないので、このようにすぐ食べられるご飯を
常備しておきましょう。
・レトルトお粥
これも冷たいまま、美味しくいただけるお粥です。
2、3日避難生活をしていると、
ストレスなどで胃腸が弱ってくる事があります。
そんな時にはお粥がおすすめです。
業務用スーパーで買える非常食や防災用品
スーパーで買える非常食は、
業務用スーパーでもほとんど揃っています。
でも防災用品などは、ホームセンターや業務用スーパーの方が、
品揃えが豊富で安いと言えます。
・缶詰め類
業務用スーパーで安売りの時に、
缶詰め類もたくさん買っておくと良いですね。
お魚やお肉類もですが、
フルーツの缶詰めも美味しく食べられますよ。
・ナッツ類
ナッツ類やドライフルーツも業務用スーパーの方が、
格安で売っています。
ナッツやドライフルーツは乾物なので、
栄養分がギュっと詰まっていて、ビタミンやタンパク質が豊富です。
体力がなくなっていく避難生活での栄養補給には欠かせません。
・アルファ米
アルファ米は、水を入れて約1時間待つだけで、
ご飯が食べられるという優れもの。
普通のスーパーよりも、業務用スーパーに置いてある可能性が
高いと言えます。
・カセットボンベ
ガスが使えなくなって、何かを温めたい時に重宝するのが、
カセットボンベです。
予備のボンベを最低3本は常備しておきましょう。
業務用スーパーなら、3本セットが売られています。
・ライターやマッチ、キャンドル
いつもは気にしませんが、夜になって真っ暗になると
不安が増してしまうもの。
こんな時にはキャンドルが役に立ちます。
キャンドルはガラスのカップなどに入っている、
ずっしりした物が良いでしょう。
グラグラせずに置き場所に困りません。
これに点火するマッチやライターも必需品です。
火をおこして暖をとったり、
少しの調理をする程度なら、このような物が必要になります。
・軍手やタオル
崩壊した家の中で動き回るのは、とても危険です。
そんな時には軍手をはめているだけでも、
安全に物を触る事ができます。
タオルはいつの時でも重宝する物ですから、
たくさんあるに越した事はありません。
・レインコートや帽子
突然雨が降ってきた時もカッパや
レインコートがあれば雨と風が防げます。
雨に濡れると体温が低下して、一気に体力が落ちるので
できるだけ濡れないように気をつけてください。
そして頭を防御するために、
最低でも帽子をかぶっておくと良いですね。
・懐中電灯と電池
暗闇で移動したり、作業をする時には懐中電灯も必要です。
念のために電池もいくつか用意しておきましょう。
・ハサミやカッター
食べ物はあるけど、開けられないとなると悲しいですよね。
ほとんどの食品が開けやすくなっていますが、
手を怪我したりして開けられない場合もあります。
そんな時はハサミやカッターで開けられるように、
準備しておきましょう。
まとめ
以上のように色々な食べ物や避難用品が、
スーパーや業務用スーパーで揃える事ができます。
家の屋根が飛ばされたりすると身体が冷えるので、
毛布も用意しておくと良いでしょう。
タオルを束ねて枕の代わりにも使えますが、
身体を冷やさないのが一番重要です。
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