よく海外のドラマや映画を観ていると、
海で遭難や無人島で生活、とか
無茶な話がよく出てきますが、
その度に「水とかどうしているんだろう。。」
なんて単純な疑問を持ったりします。
海水って言ったって水だし、
喉乾いてもうだめ！！まで追い詰められたら
飲むでしょ！？と思いますよね？
私だけでしょうか・・・。
これ、完全に間違いなんですね。
もし海水を水のように
ごくごく飲んでしまったらどうなるか。
腎臓がやられる・・
見た目は透明で
普通の飲み水と変わらない風貌の海水ですが、
実は塩分濃度がめちゃくちゃ高い！
そのため取り込んだ塩分の処理が追いつかなくなり、
腎臓に大きな負担がかかるそうです。
さらには、この海水を飲んだことで、
ますます喉の乾きが酷くなり、
最悪な場合、脱水症状を起こしてしまいます。
海水を甘くみていましたね・・
では、じゃあ海水を飲むのにはどうしたらいいの！？
についてお教えしましょう。
海水を飲む方法はある！？
海水を飲む方法はあります！
まず、海水から
塩分を取り除かなければなりません。
これを淡水化と呼んでいますが、
この塩を除去する技術、
’’パーベイパレーション’’と呼ばれるものがあるそうです。
海水を蒸発させる過程で
塩分と不純物を同時にろ過でき、
海水を飲み水に変えることができる優れものです。
あとは、こんな画期的なものもあるようです。
’’海水を淡水化して
人が飲めるようにしてくれるボトル’’
ただボトルに海水を入れて、
ボトルの中でそれがろ過され淡水化された水を
飲み口から飲む。
こんなボトルがあったら海で遭難しても、
海に行くのに水買うの忘れた！
とか咄嗟のピンチも救ってくれますね。
ただ、このシチュエーション時に
果たしてこのボトルを奇跡的に持っているか！？
そしてそもそもこのボトル、
果たして商品化されているのか！？
残念ながら検索しても出てきません。
本当にこれがあったら画期的なんですけどね・・
手元に特別な道具がなくても海水を飲む方法ってあるの！？
前述で述べてきたものは、
全て特別な道具に頼っての話でしたが
では、急に災害にあった、
たまたま海に遊びに来ていて厄介なことに
巻き込まれて海水を飲み水に変えなければ！！
という立場に自分が置かれたらどうするか？
特別な道具なしでも大丈夫。
なんとか鍋のような
火をかけても大丈夫な入れ物を確保し
その中に海水を入れ、沸かす。
その湯気をタオルなどでキャッチし、絞る。
ただ、この方法ですと
飲み水としてごくごくと飲めるまでためるのに
かなり時間を要します。
これが遭難の場合、根気よく続けられる方のみ、
生き残る可能性が高い・・かもしれませんね。
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