みなさんは、介護ロボットというものを知っているでしょうか。
介護ロボットとは、介護士の代わりに介護者を支援することを目的に作られました。
介護ロボットが普及すれば、介護者の肉体的な苦労を緩和することが出来ます。
しかし、介護ロボットはどれくらい普及しているのでしょうか？
実際のところは、まだまだ実用的ではなく普及していないのが本音です。
ただし、近年に見る介護疲れのニュースなどからも察するに需要としてはあるものです。
また、介護をされる高齢者等の方々も人に迷惑をかけたくないという思いがあるためニーズもマッチしています。
今後、日本の将来には欠かせないものとなることでしょう。
今回の記事を読めば、介護ロボットの発売や普及について分かります。
今の段階で、介護ロボットがどれほど進歩しているのか確認してみましょう。
介護ロボットの状況
現在の介護ロボット導入率は3割です。
この数値を見て、「意外にも高いのでは？」
と、感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、介護ロボットの課題として1つの作業しか補助できないというものがあります。
介護には、
- 食事
- 排泄
- 寝返り
- 移動
など、幅広く日常生活を支える必要があります。
現段階の介護ロボットでは、1つの行動に対して1種類のロボットが必要となり実用的とは言えません。
そのため、導入率よりもそのロボットがどれくらい役に立てているのかを考える必要があると思います。
また、施設及び個人宅に導入するためには高額です。
安価にする研究もされているので、今後の展開に注目ですね。
さらに、介護ロボットが普及したとしても扱える技師の少なさも目立ちます。
このように、課題が多くあり普及までの道のりは遠いようです。
介護ロボットの種類
介護ロボットは1つの行動に対して、1つの補助しかできないと上記しました。
そのため、現在は多種類の介護ロボットが開発されているので簡単に紹介します。
まず、介護ロボットのタイプ別を解説します。
•介護支援型
介護士の代わりに介護される人への仕事をこなしてくれます。
介護士の仕事は多岐に渡るため、マルチな多機能をもつ介護ロボットが求められていますが、実経験を積める場所も限られているため実現までに時間がかかっているのが事実です。
•自立支援型
自宅などで介護士に頼らずに生活をされている高齢者等の生活を支えます。
自宅に介護ロボットを、保管することは収納スペースやメンテナンスの面からも厳しく、小型化や簡単操作が求められます。
•コミュニケーションおよびセキュリティ型
1人で過ごす介護者の方もいらっしゃるため、万が一何かあったらセンサーなどで家族などにお知らせが届くようになっています。
また、普段の行動パターンも分かるため異変に気づけることにメリットがあります。
以上のことを行う介護ロボットには、
- 介護リフト
- 食事支援ロボット
- 歩行アシストカート
- 装着型パワーアシスト
- 自動排泄処理装置
- 認知症の方の見守りセンサー
などがあります。
これからもどんどん、新しいロボットが誕生し、生活が豊かになれば良いですね！
介護ロボットについて！まとめ
政府は介護ロボットの導入を支援していますが、介護団体とかみ合っていない部分があります。
しかし、介護は日本の高齢化社会に必要な分野となることは間違いないです。
また、子供や孫の代にまで介護を任せたくない思いを持っている方も多くいますので、介護ロボットの進展に期待しましょう。
それではまとめです。
- 介護ロボットの普及率は3割だが、高額で実用には研究が必要
- 介護士の仕事が多岐になるため、ロボットには多機能が必要
- 現在発売されているロボットは多くある
ＩＴ化によって、日本は進歩を遂げなければ未来は切り開けません。
高齢化社会に明るい光が当たることを願うばかりです。
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