先日のニュースで、三重県教育委員会が2021年度に廃止するとしていた髪型に関する校則が、一部の高校で新たなルールを設けるかたちで事実上残っていたという記事がありました。
ある工業高校の生徒が、側面を刈り上げ、頭頂部を長めに残すいわゆる「ツーブロック」で登校したところ、髪を切るように指導され、短髪にさせられたということです。
その理由は、「ツーブロックは就職に影響するため、禁止している」というものだそうです。
ツーブロックは決して派手な髪型とは言えないと思いますが、就職試験に影響するのでしょうか。
結論から申し上げますと、良い方に影響します。
先述の記事での学校の考えとは正反対のものですね。
爽やかな印象のツーブロックは就職試験に影響する?
ツーブロックというとみなさんどのようなイメージがありますでしょうか。
学校で禁止だったりするので様々な印象を持つかもしれませんね。
私個人としては、爽やかで清潔感があるイメージがある髪型の一つです。
2017年の3月に、資生堂が一般企業の新卒採用面接官を対象とした、「男子就活生の髪型調査」を行いました。
年代も20~70代と幅広い層から回答を得ています。
その結果、最も印象が良い髪型が「爽やかなツーブロック」でした。
特に、50代の回答者の半数以上がこのツーブロックを選んだそうです。
企業への印象は?
ツーブロックの印象は具体的にどのようなものでしょうか。
良い印象を持っている人からは、
- 爽やかに見える
- 髪の量は多いが、清潔に見える
- おしゃれである
といった印象が聞かれました。
反対に、あまり良くない印象を持っている人からは、
- チャラついて見える
- 刈り上げはビジネスシーンではふさわしくない
- 不真面目そうに見える
という意見も聞かれました。
ツーブロックは面接官に最も良い印象の髪型なのに、逆に悪い印象を持たれたら、もったいないですよね。
ツーブロックはツーブロックでも、面接官に爽やかな印象を与える髪型にしたいですよね。
そこで、面接官から好印象を得やすいツーブロックのコツを紹介させて頂きます。
- トップは短めにする
- サイドは刈り上げ過ぎず、ベリーショート風にする
- 前髪はおでこが見えるようにセットする
この3つを意識すれば、さらに良い印象のツーブロックになることと思います。
逆に、明るい茶髪や金髪など過度に髪を染めることや男性の長髪、長すぎる前髪などがマイナスの印象を持たれやすいようです。
世の中の流れとして、長髪の男性なども増えてきています。
プライベートでは全く問題のないことだと思いますが、就職試験で良い印象を与えるかという点では、やはり短髪系の髪型にした方が得策なのかもしれませんね。
実は、先述の資生堂の調査で「髪型は第一印象に影響するか」という問いに80.8%の方が「影響する」と答えています。
ぜひ爽やかなツーブロックで面接官に好印象を与えたいですね。
まとめ
今回は、ツーブロックは就職試験に影響するのかということについて調べてみました。
- 爽やかなツーブロックは最も面接官に好印象を持たれる髪型
- ツーブロックでも、トップは短めに、サイドは刈り上げ過ぎず、おでこは出すと好印象
学校ではツーブロックは悪者のような扱いで、指導されることもありますが、爽やかなツーブロックは面接官に逆に最も好印象の髪型だということが分かり、非常におもしろかったです。
しかし、業界によっても印象が異なる可能性がある点も注意が必要ですね。
髪型は、就職試験ではその人の性格や人間性、清潔感など自分という人間を印象付ける非常に大切なものの一つになります。
髪型だけではなく、服装など身だしなみを整えて就職試験にのぞむことが大切ですね。
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