お盆の時の飾りに使うなすやきゅうりやそうめんの意味は?お盆の準備

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生活

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大人の夏休みにお盆休みがありますね。

お盆に故郷へ帰省する人も多いでしょう。

そんなお盆はご先祖様があの世から帰って来られて家族と一緒に楽しい日々を過ごし、またあの世に帰って行かれる行事です。

こんなお盆の飾りに使われる品にも、それぞれの意味があったんです。

 

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お盆飾りのなすやきゅうり、笹やほおずきや昆布やわかめってどんな意味?

お盆には仏壇に盆飾りをするわけですが、この時仏壇の四方に笹のついた竹を立てて、縄で結びます。

お盆は織姫と彦星の七夕とも深い関係があり、七夕の時に使うような笹竹を使うのです。

昔から竹や笹には、精霊が宿ると信じられているからです。

お盆の行事や飾り方も地域によって随分違ってきますが、この竹と竹を縛った縄にほおずきやわかめなどを吊るして日除けにします。

 

ほおずきやわかめ、昆布の意味

ほおずきは鮮やかな色で提灯の形に似ている事から吊るされ、わかめもたらりと吊るしてご先祖様が迷わないように目印のためと言われています。

昆布も昔から「よろ昆布(よろこぶ)」などおめでたい食べ物として、仏教の行事には良く使われています。

 

なすやきゅうり

つまようじなどを突き刺したなすきゅうりですが、まずきゅうりはにみたてて、ご先祖様が馬に乗り早く帰って来られる事を意味しています。

そしてなすはちょっとずぶといとこからにみたて、ご先祖様に渡したお団子などのお土産をたくさん積んで、ゆっくりと帰れるようにという意味です。

 

待ちに待ったご先祖様に早く来て欲しいけれども、帰りはゆっくり帰って欲しいという残された家族の思いやりなのですね。

 

お盆の飾りのそうめんや、昆布、わかめの意味

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仏壇にマコモなどでできた敷物を敷いて、その上にお盆飾りをしていきます。

仏壇の四方の笹竹に縛られた縄に、ほおずきやそうめん、昆布やわかめなどを吊しますが、そうめんやわかめ、昆布なども昔から細く長く幸せに過ごすというおめでたいものとされているためです。

 

私の実家の長崎で有名なのは「島原そうめん」「五島うどん」です。

五島うどんは、うどんと言っても普通のうどんよりも細いのでお盆でも使われるようになったそうです。

 

他にも秋の花、菊やユリなどや白い団子や丸い果物などもたくさんお供えします。

お団子などはご先祖様が持ち帰る、お土産だと言われているのです。

 

お盆の準備の仕方

お盆の日にちは地域で違いますが、だいたい813日〜16日に行われます。

・8月1日

8月に入ったらすぐに玄関先やお仏壇を置いている部屋のお掃除をして、清潔にご先祖様をお迎えしましょう。

朔日(ついたち)にあの世の釜の蓋が開いて、ご先祖様の霊があなたの元へ旅立たれます。

盆棚や提灯、ローソクやお線香の用意もします。

お寺さんに連絡をして、お盆のお祈りをお願いします。

 

・8月12日

お供え物の準備や、新鮮な果物やお花を用意します。

 

・8月13日(お盆の入り)

朝お位牌を仏壇の中から、全て盆棚に移します。

お線香やローソク、お花などを持って家族みんなでお墓まいりに行きます。

お墓を綺麗にお掃除して、お花やお線香を備えます。

私の地域ではみんなでお弁当を持ち寄り、お昼にお墓の周りで楽しくピクニックをする事もあります。

 

夕方外が薄暗くなってきたら、提灯を玄関の外などにさげて迎え火をたきます。

この提灯の灯りをたどって、ご先祖様がやってくると思われているからです。

 

・8月14日、15日(お盆中日)

盆棚の灯明は絶やさずに、3度の食事はご先祖様にも同じ物をお供えします。

昔は精進料理とされていて肉類は食べませんでしたが、今は色々な物を食べるようになりました。

お寺さんに来てもらい、お経を読んでいただきます。

だいたいこれが終わるとうちには、親戚のおじやおば、いとこたちもみんな集まってパーティをします。

 

・8月16日(送り盆)盆の明け

朝のうちはまだご先祖様がいらっしゃるので、お供え物をして一緒にいただきます。

夕方暗くなってきたら、玄関の外にさげておいた提灯を灯して送り火をたきます。

「また来年逢いにきてね〜」と送り出してあげましょう。

 

・8月17日

処分の日です。

食べられるものは家族で食べて、また使えるものは綺麗に箱などに入れて収納します。

その地域や宗派によって処分の仕方があるので、お寺さんに尋ねても良いでしょう。

 

お盆飾りセット

新盆6点セット

ご家族の方が亡くなられてバタバタしていると、初盆などにどうしたら良いのかわからない事もあります。

そんな時にセットになった、お盆飾りはいかがでしょうか。

マコモおがら霊供膳までついて心配なしですね。

 

高級コンパクト4点セット

小型の回転提灯も対でついていて、コンパクトにまとまるのでマンションなどにはピッタリです。

 

盆棚付き12点セット

こちらは盆棚までついた豪華なセットです。

木製提灯や霊前灯などで華やかに、ご先祖様をお迎えする事ができます。

白提灯は伝統工芸品にも指定される「岐阜提灯」になっています。

霊前灯は電気を点灯するとその熱で、回転筒が回る華やかな作りになっています。

 

まとめ

今回はお盆に飾られる品のついての意味をご紹介してきました。

そうめん細く長く幸せにという意味もありますし、ご先祖様が馬に乗って来られる時の手綱とも言われています。

そして七夕にも関係しているといったように、織姫が機織りをする時の糸にみたてているとも言われているのです。

きゅうりの馬やなすの牛、そしてほおずきの提灯など昔からご先祖様を敬い、精霊が心地良く過ごせるようにと考えられた思いやりなのですね。

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