私の生まれ育った田舎の子供会では、毎年流しそうめんが行われます。
夏休み中の子供達も親御さんたちも、とっても楽しみにしています。
でもこんな行事で使った後の竹ってどうするのでしょうか?
特別な保存法があるのかしら?
今日は流しそうめんの時の注意点などもお話ししていきます。
流しそうめんで使った竹の消毒法
使用した竹には、人が触ったり食べ物のカスが残ったりしているので必ず消毒が必要になります。
これを怠ると残った雑菌がカビに変化して使えなくなってしまうからです。
まず中性洗剤でスポンジなどで擦りながら、よーく洗っていきましょう。
そして風通しの良い場所で完全に乾かします。
そして、薬局などに売ってある無水アルコールを買ってきます。
そのアルコールを流しながら、布で拭き上げます。
それで消毒ができたと言えます。
流しそうめんで使った後の竹の保存法
使った竹を充分洗って消毒したら、カレージや倉庫に保管すると思いますが、ビニールに包んだりしないでください。
竹自身の水分でカビが生えてしまいます。
倉庫が湿気がたまりやすい場所ならば、屋内の風通しの良い場所に保管しましょう。
時々ホコリを落として洗うようにした方が良いですね。
洗ったら良く乾燥させてまたアルコールで消毒しておきます。
乾燥が良いからといって直射日光に当たる場所に保管すると、竹が変形するので注意してください。
流しそうめんをする時の注意点は?
流しそうめんをする時には、少し注意点があります。
・竹を勝手にカットしてこない
昔からここは竹林だからと言って、許可を得ずに竹を切ってくるのは問題です。
竹林でも必ず誰かの持ち物なので、オーナーを探して許可をもらってからカットするようにしましょう。
・若い竹は使わない
若い竹は水分が多いので、カビが生えやすかったり反ったりします。
1〜2年ものの竹を選ぶようにしましょう。
・青い竹を選ぶ
青々とした竹が健康なので、そのような色で太い竹を選ぶようにします。
・運び方を考えておく
ホームセンターで竹を買うと、そのお店によっては配達してくれると思います。
流しそうめんをする場所は、長い竹が入るところなのか、そこまでの道のりも長い竹が通るのかなどきちんと調べておきましょう。
・消毒をする
竹をセットする前に、熱湯などで消毒をしてから使いましょう。
・一番下にざるを用意
一番最後に、みんなが食べられなかったそうめんが落ちるので、ざるを用意しておきます。
ですがこれをまた流すのはやめましょう。
衛生的に嫌がる人が多いからです。
・水を受ける準備をする
そうめんもですが、最後に水を受けるバケツを準備する必要もあります。
垂れ流しにするとご近所の迷惑になる事もあるので、きちんと受け止めて下水に流すようにしましょう。
・そうめんは固茹で
そうめんは水で流すので、固めに茹でるようにしましょう。
・めんつゆをたくさん用意する
結構忘れがちなのが、めんつゆなのです。
流しそうめんはすぐめんつゆが薄くなるので、たっぷり用意しておきましょう。
・流す水も注意する
井戸水や湧き水を実際に使って食中毒になったケースがあります。
綺麗に見える水でも湧き水などは使わないようにしましょう。
・流す人の手は薄い手袋をするか、箸を使う
そうめんを流す人が時々素手で流しているのを見かけます。
本当に綺麗に洗ったつもりでも、そうめんを流すまでに色々なものに触っている可能性もあるので、薄い手袋をはめてから箸を使うともっと安全です。
・食べる人も竹の中に手を入れない
せっかくみんなが清潔に保っていても、
食べている人が興奮して流れてくるそうめんや水に手を突っ込んでは、台無しです。
人の手にはたくさんの雑菌がついていると思ってください。
・虫が混入しないようにする
流しそうめんを待っている間に、虫などが飛んできて入らないように気をつけてください。
・他人と家族を分けるのもある
中には他人が触ったそうめんを食べるのは嫌だと言う人もいます。
家族だけのレーンなどを設け、他人と別々に分けるのもありです。
家庭での流しそうめんに
・木目の流しそうめん機
定番のグルグル回る流しそうめんですが、時々ご家庭でやったりホームパーティなどで使うのには、楽しそうですね。
真ん中に薬味も入れておけるので便利です。
・組み立て式 流しそうめん 風流
ミニチュアサイズの竹に近い流しそうめん機です。
簡単に組み立てられ、流した水は循環するようになっているので安心です。
細部まで竹にこだわったモチーフで、お子さんも喜びそうですね。
・そうめんスライダー
お子さんが大興奮しそうなこんなプール感覚の、そうめんスライダーがあります。
透き通ったスライダーで、流れるそうめんも見えてとっても楽しそう。
まるで自宅にアミューズメントのロングスライダーがあるみたいです。
でもこのスライダーなら、遊びながら美味しいそうめんも食べられてご機嫌な満面の笑顔になる事間違いなしです。
まとめ
今回は流しそうめんの時の注意点などについてお話ししてきました。
ついつい竹の消毒などに気がいってしまいますが、流す時に使う水や人間の手などにも充分注意する事が必要です。
今はこんなに変わったスライダー式の流しそうめんもあるので、お子さんと自宅でも楽しめそうですね。
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