最近の選挙では投票率の低さが毎回報道されていますが、
皆さん選挙にはきちんと行かれていますでしょうか?
政治に興味がないとか、どこに投票していいか分からない、
魅力的な政党・候補者がいないなどを理由に行かない人も多くいると思いますが、
中には行きたくても忙しくて投票日に投票にいけないという方や、
行きたい気持ちはあるけど、選挙当日の休日はだいたい出掛けてしまうという方もいるでしょう。
でも、実は当日投票所に行けなくても投票する方法がきちんとあるのです!
そこで今回は、選挙当日に投票所に行かずに投票する方法について解説していきたいと思います!
当日投票できない方に!様々な投票制度があります。
選挙当日に指定の投票所にて投票ができない場合には、
期日前投票や不在者投票という制度で、選挙当日より以前に投票することができます!
期日前投票は、選挙当日前に当日と同じように投票を行うことができる仕組みとなっており、
比較的簡単な手続きで、選挙人名簿に登録されている市区町村と
同じ市区町村で投票用紙を直接投票箱に入れることができます。
これに対し不在者投票というのは、選挙当日に選挙人名簿に登録された市区町村に赴くことが難しい場合、滞在先の選挙管理委員会に選挙当日前に投票用紙を提出することができるという制度で、分かりやすい例を挙げると、下宿している学生や単身赴任のサラリーマンなどは
この制度を利用して投票することができます(^^)
両者の大きな違いは投票場所ということになります。
あとは、期日前投票は比較的簡単な手続きで利用可能となっていますが、
不在者投票は投票用紙を提出する先の選挙管理委員会に事前に
投票に必要な書類を請求しなければならないなどちょっと手続きが面倒なところがあります・・・(^-^;
投票時間は午前8時半から午後8時まで!これで選挙に参加できますよ!
ここで、期日前投票制度の詳しい手続きについてご紹介します!
期日前投票をしたい人は、まず選挙人名簿に登録されている市区町村内にある期日前投票所へ出向き、自宅に郵送で届いているはずの投票所入場券を見せるか、身分証明書を見せて本人確認を行います。
※この時、特に印鑑などは必要なく、投票所入場券があればそれを、なければ運転免許証などがあればおおむねそれで大丈夫なようです。
そこで、選挙当日に投票できない見込みであることを書面に書いて提出します。
※記入を促される書面には、投票できない理由を記入することになりますが、「レジャー・旅行・買い物」などの簡単な理由でよく、詳細を書く必要はないということです!
期日前投票が可能なのは、平日土日祝日問わず
期間中の午前8時半から午後8時までです!
ただし、各自治体や実施施設によって多少異なる場合があるので、
事前に該当の自治体や施設に確認するのがおすすめです(=゚ω゚)ノ
ちなみに不在者投票の場合も投票期間はほぼ同じですが、
滞在先の選挙管理委員会に投票用紙を提出し、
その後登録の市区町村へ郵送という形になるため、
あまり差し迫った日程だと投票用紙の郵送が間に合わず、
無効になる場合があるとのことです(^-^;
不在者投票の詳しい手続きについてはこちら↓↓↓
不在者投票を行おうと考えている方は、くれぐれも日程には余裕をもって行うようにしましょうね!
まとめ
選挙当日より前に投票できる制度である期日前投票や不在者投票について
簡単にご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
詳しく調べてみると、不在者投票の方は色々制約が多いようで
なかなか制度が浸透していないということみたいですね・・・(;^ω^)
その点、期日前投票は手続きが簡単で分かりやすく、利用しやすくなっているため
不在者投票よりは浸透度が高いということです!
どちらも投票率の低さをどうにかしようと考えられた制度であるとのことですが、
選挙後の報道などを見てみるとあまり目に見えた効果は出ていないのかもしれませんね(;・∀・)
でも今まで選挙に行きたくても行けなかった人が
参加できるようになったことはいいことですよね!
当日行けない理由も「出掛けるから」とかいう曖昧な理由の記入でよいということなので、
もし日曜じゃなかったら行ってもいいという考えの方は、期日前投票、利用してみてはいかがでしょう?(^^)
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