七夕の伝説かささぎの関係は?天の川って実在するの?外国の七夕は?

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豆知識

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みなさんも七夕の時期になると「織姫」「彦星」が一年に一度デートをする日などとしてご存知だと思います。

 

でもこの2人はどうして一年に一度しか会う事ができなくなったのでしょうか?

 

そして忘れてはならない「かささぎ」の役目についてもみていきます。

 

 

 

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七夕の伝説に出てくる天の川やかささぎって?

七夕には織姫と彦星が付き物です。

 

星物語としても有名ですが、これらの織姫や彦星って本当にあるのでしょうか?

 

そして天の川も実在するのか、それから七夕伝説にはかかせないかささぎについても、お話ししていきます。

 

 

フィンランドの天の川伝説

昔々フィンランドに住む老夫婦がいました。

 

彼らはとても仲が良く愛し合い過ぎていたので、

ある日妻が病気で亡くなると夫も悲しみのあまり後を追うように、死んでしまいます。

 

そして2人は夜空に輝く星となるわけですが、

2人の間は遠く離れ離れになってしまうのです。

 

そこで2人は自分たちの周りにいる小さな星屑たちを集めて、

2人の間に橋をかけようと毎日努めます。

 

その思いが1000年後やっと叶い、天の川となって空に現れ2人はめでたく再会できたのです。

これが天の川の伝説ですが、実際にある星たちなんですよ。

 

英語ではmilky wayミルキーウェイと呼ばれ、

一年中見られる空に流れるように連なる銀河です。

 

ですが夏の7月頃が一番良く見えるようなので、

もし夏に海や山に出かける機会があったら、東の空を眺めてみましょう。

 

とても小さな星たちなので、周りが真っ暗な場所でないと見えないはずです。

 

 

昔から言い伝えられている七夕伝説

昔々天の川の西に機織りが得意な女の子がいました。

 

毎日毎日七色に光る美しい布を織っては、周りの神様たちに捧げていたのでみんなは大喜びでした。

 

これらの神様を司る神の王様が、そろそろ彼女も年頃だからといってお見合いを考えつきます。

 

そして天の川の東にとても働き者な牛飼いの男性がいるという噂を耳にします。

 

そして王様がお見合いさせると、とたんに恋におちてしまった2人は毎日遊びほうけて、全く仕事をしなくなりました。

 

神様たちは彼女が機織りをしてくれなくなったので、着る物がないと困りだします。

 

そして牛飼いの牛も世話をしてくれる人がいないため、やせ細っていきました。

 

何度も王様が2人に注意をしたのですが、なかなか仕事をしようとしないのでとうとう腹をたて、2人を離れ離れにして二度と会えないようにしてしまいました。

 

もちろん2人は悲しみにくれ、仕事も何も手につかず泣いている毎日。

 

これに可愛そうに思った王様は、「これからちゃんと仕事をするなら、一年に一度だけ会わせてやる。」と約束するのです。

 

それが77日の七夕になったのです。

 

織姫はベガ、そして彦星はアルタイルという星になるのですが、ある77日に大雨になり川が氾濫して2人が会えなくなります。

 

それを見ていた天の川の中にある星デネブが可哀想に思い、かささぎになって翼を広げて橋になり2人を渡してあげたと言います。

 

夏の星空を見上げると、「夏の大三角形」と呼ばれるこのベガ、アルタイル、そしてデネブが光り輝いてみえますね。

 

これが七夕の代表的な星たちなのです。

 

昔の人たちはこの伝説を知っていて77日にタライに水を汲んで星を映し、

その水をかき回して早く2人が会えるように、お手伝いしたそうです。

 

色々な周りの助けがあってこその2人のデートなのですね。

 

 

 

カササギは出てくる?七夕の他の国の言い伝え

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以上にもギリシャの天の川の伝説をお伝えしましたが、

アメリカでは聞いた事がありません。

 

この七夕というのはアジアの伝説のようで、

オリンピックでも話題になった韓国でも七夕の習慣があるのです。

 

 

韓国での七夕の習慣

日本では七夕に雨が降ると「あ〜2人は会えないんだ。可愛そうに」と思いますが、

韓国では七夕の日に雨が降ると、やっと会える2人の嬉し涙だと言われていて

その夜に雨になると別れを惜しむ2人の悲し涙だと信じられています。

 

なんて前向きな言い伝えなんでしょうね。何となくお国柄がわかるような気がします。

 

このようにロマンチックな日は、韓国ではまるでバレンタインのような習慣があって、

愛する者同士でお花やお酒などの贈り物を交わすそうです。

 

昔は変わらぬ愛を象徴する銀杏(イチョウ)の木の種を贈り合ったとか。

 

昔じゃなくて現在に生きていてよかった!と思われる人も多いでしょうね()

 

そういう韓国の国鳥はなんと「かささぎ」なんです。

 

かささぎは、七夕の伝説では欠かせない鳥なのです。

 

その他台湾でも七夕は「恋人の日」とされているそうですよ。

 

このかささぎは私が生まれ育った九州でも佐賀県の県鳥なので、私も普段から良く見ていました。

 

風水でも「子供を授かる」とか「縁談がある」と言われているおめでたいラッキーな鳥なのです。

 

今度町を歩いている時にかささぎを見かけたら、良い事が起こるサインかもしれませんよ。

 

 

 

まとめ

七夕って本当にロマンチックで美しい星物語があるのですね。

 

ギリシャの老夫婦が逢いたいために1000年もかけてかき集めた星屑が天の川だったり、

彦星と織姫を渡してあげるためにかささぎになった星、デネブの話しも胸を熱くしますね。

 

今年は是非子供との願い事を書くだけの七夕ではなくて、

カップルでロマンチックに過ごしてみてはいかがですか?

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