私が小さい頃からあったこのチューペット！
２つにパキンと折って、弟と分けて食べるのが夏休みの日常でした。
おばあちゃんとかは1本食べれないので、余ったりしてたなあ。
このチューペット、実は私たち「チューチュー」と呼んでいました。
それでは、この「チューペット？」「チューチュー？」ですが、本当の正式名称って何なのでしょうか？
チューペットは正式名称！実は生産・販売終了となっていた？
正式には、ポリ容器飲料「チューペット」と呼ばれ、前田産業が1975年から生産、販売してきました。
でも、生産ラインの設備が老朽化し、しばらく休憩して再生産しようと頑張っていたようですが、今後設備を修理して続けていても、格安で売られているチューペットは企業側には採算が合わないという事で、長年愛されてきたチューペットの生産と販売を中止しました。
ですが、似たようなチューチューが、他社からたくさん出ています。
なので、販売終了していた事が分からなかったんですね。
実はアメリカにもあるんです！
チューペットの正しい食べ方
アメリカにあるチューチューは、「Popsicle (ポップシコー)」と呼ばれて半分に分かれていません。
引用：popsicle.com
私が日本で食べていた時は、必ず冷凍するやり方。
そして固まったら、くびれているところを勢いよくポキっと折り、折ったところから食べ出すという食べ方です。
私の母は、上のちょこんと出たところをハサミでチョンと切って、食べていましたね。
このチューペットって、よく凍っている方が折れやすいです。
カチンコチンになってないと、折ろうと思った時に折れないで、グニャっとなっちゃいます。
でもアメリカでは、案外冷凍せずに普通の飲料水として冷たく冷蔵庫で冷やしている家庭も多いので、ちょっと驚きました。
そんなご家庭に「これね、冷凍するとすごく美味しいおやつになるのよ。」と教えたら、親子でびっくりされました。
アメリカでも、もの凄く安く売ってあるので、これが飲み物だけでなく夏のおやつになると、親御さんも嬉しいみたいです。
チューペットが余ったら？
おばあちゃんが食べる時はいつも半分余っていたので、コップに余りの半分を入れて冷蔵庫に置いていました。
そして私が学校から帰ってきてこれを見つけたら、ゴックンゴックン飲むのです。
冷たくて美味しかった！
シャーベットに
アメリカの子達が真夏によくやっているのは、余ったチューペットをミキサーに入れて氷を入れてかき混ぜるやり方です。
チューペットをドリンクとして飲んでいる子達が、シャーベットにしたいと思い考えついたようです。
甘すぎずに美味しいですよ。
アイスキューブに
余ったチューペットをそのまま、アイスキューブトレイに入れて冷凍します。
昔、箱入りのアイスシャーベットってありましたよね。
まさにあの味です。
簡単おやつの出来上がりです。
ゼリーに
チューペット3本を耐熱容器に入れて、ゼラチンも入れてよく混ぜます。
レンジで30秒ほどチンして、よく混ぜます。
お好みのガラス容器などに入れて、冷蔵庫で固めます。
甘くて色とりどりのゼリーが出来ますよ。
チューペットを輪切りにして
硬いチューペットを輪切りにして、好みのジュースに浮かべて飲むというやり方もあります。
りんごジュースやコーラに入れても美味しそう。
スムージーに
私はよくスムージーを作るのですが、フルーツやお野菜と豆乳、そして氷をミキサーでガーっと混ぜます。
その時にラッキーにも子供が残したチューペットがあったら、氷の代わりにこれを入れちゃいます。
ちょっと甘さがきいてグンと飲みやすくなります。
かき氷として
凍ったチューペットをご家庭のかき氷マシンで、かき氷風に作ってみましょう。
かき氷のシロップがなくても、氷自体が甘いので簡単です。
ラムネソーダアイス
ラムネと余ったチューペットを混ぜて、容器に入れて冷凍させるだけ。
簡単に美味しいラムネソーダアイスの出来上がりです。
レモンシャーベットに
チューペットのレモン味が余ったら、凍っているチューペットをグチュグチュ潰してレモンを半分絞ります。
簡単にレモンシャーベットの出来上がりです。
チューペットホットケーキ
ホットケーキミックスに卵を入れて、余ったチューペットを入れて様子をみます。
硬いようだったら水か豆乳を足します。
ちょうど良いくらいになったら、いつものホットケーキのように焼き上げるだけです。
ちょっと甘めでチューペットの味次第で、ほんのりカラーもついて可愛いおやつに早変わりです。
グミ
チューペット1本を取り出して、7gの粉ゼラチン1袋を全部足してよく混ぜます。
レンジで1分ほどチンしてふやかします。
シリコン型に流し入れて、冷蔵庫で冷やし固めます。
シリコン型がなかったらオイルをスプレーしてから、型に流し込んでください。
ゼリーより固めのグミっぽい感じで、私の娘の大好物です。
まとめ
今回は、昔懐かしいチューペットについてお話ししてきました。
このチューペットは前田産業が売り出した大ヒット商品だったのですが、生産ライン設備の老朽化で生産と販売を断念しなくてはなりませんでした。
実はアメリカにも似たようなドリンクがあるのですが、冷凍する食べ方を教えたらとても喜ばれました。
あなたのアイデア１つで色々な食べ方があるので、余っても大丈夫！
とってもリーズナブルでお財布にも優しいチューペット、これからもご家族みんなで楽しみましょうね。
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